江戸時代、明治時代の歯医者さんはどうやって治療していたのだろう?
こんにちは!院長の倉田です。
歯科医療ってどのくらい前から発展してきたのだと思いますか?
私は、以前仙台に行った際に伊達政宗公の歴史資料館である瑞鳳殿へ行ったのですが、仙台藩の三代目藩主、伊達政宗の孫にあたる伊達綱宗公の死因が歯肉癌だったことを知り、口腔内の問題を抱えている人は江戸時代からいたことを実感したことを覚えています。
当時はグラグラした歯を抜くとかそういった治療しかしていなかったかもしれません。
江戸時代には入れ歯師という資格もあり、喪失した歯を補うために入れ歯も作られていたようです。
木製の入れ歯で、主にツゲの木を材料としていました。
木彫りなので、仏像などを作る仏師さんが入れ歯師になったとも言われています。
私の家は江戸時代から入れ歯師をしていたようですが、仏司ではなく、もともとは呉服屋だったようです。
家に残っているのは、二代目又三郎の証文なので、明治に認定されたものですが、生まれは慶應弐年なので、もっと古い時代から口腔内の問題を見つけて診療していたことになります。
下の写真は囲炉裏の前でろうを溶かしながら作業をしている様子です。
タイムスリップできたら、祖先に会って当時はどんな苦労があったのか聞いてみたいし、曾祖父とかその前の初代がいてくれたからこそ今の私があることを伝えたいなと思います。
今の便利な材料や技工士さんの存在に感謝して、今の世の中だからこそできる最大限の診療を患者様に行いたいと思います。
初代の弟は長崎で修行して地下足袋を作った人なので、医学の発展の窓口であった長崎で一緒に勉強したのかもしれません。
温故知新という言葉があります。
私が今院長をしている場所は違うけれど先人の思いは受け継がれていて、困っている患者様の痛みや苦痛をやわらげてあげたいという思いは変わらないと思います。