嚙み合わせのための手術(>_<)
噛み合わせがひどく、ずっと悩んできた娘が人生初めての入院をしています。
「骨格性開咬症」という状態で、きちんと咬むことができていません。
矯正の治療だけでは、改善が難しいということになり、顎の手術をすることになったのです。
コロナウィルスの影響で面会は禁止なので、余計に心配になります。
私自身も大学時代に矯正治療をしたのですが、完治はしませんでした。
完治させるためには、何かしらの手術が必要と言われて諦めてしまいました。
私は中途半端な咬合のまま、肩こりや腰痛に長年悩んできたので、娘にはそういう思いをさせたくないと思っていたのです。
「しっかり治したほうがいいよ。将来、あの時頑張って良かったと思える時が来ると思うよ。」
そう言って背中を押したのです。
一般的な手術は下あごの骨を切る手術です。術前にいろいろな検査が行われ、角度や切る場所を決めてありました。
人生初の入院と手術(T_T)
親が歯科医師と言えど、執刀医の先生におまかせするしかないので、ただ祈るのみ。
娘の大切な転機になり、これからの人生がより良いものになってくれると思います。
いつも遊んでくれるお姉ちゃんがいなくて寂しそう。
娘がいない我が家はガランとしている感じ。
私が診た患者様で、顎の手術をすすめた方は数名。そして顎の手術に至った方は一人おられます。
顎まで切らなくても、そう尻込みされますが、今の手術はかなり進歩していて、手術後の痛みもわりと楽なようです。
必要な場合は、手術しても正常なかみ合わせにしたほうがいいと思っています。
手術を尻込みして、嚙み合わせのバランスを崩し、苦労してかみ合わせの調整をした私。
手術を決意して理想的な咬合に近づいた娘。
これから娘の肩こりが良くなり、健康を保ち、自分の大切な経験にしてほしいです。
娘は歯科大学に通う歯科医師の卵です(#^.^#)