なぜ歯科医師になったのか?
こんにちは!院長の倉田です。
私は代々の歯科の家に産まれました。
気づけばまわりは歯科医師、医師、薬剤師という環境でした。
幼い頃から父の歯科が大好きで、自宅と同じ敷地に歯科があった頃は、幼稚園から帰ると入り浸っていました。
遊び相手は、技工士さんや、歯科衛生士さん。
父の手が魔法の手に思えたのです。
父が少し削っただけで、患者さんが笑顔になる。
拝むように感謝して帰られる方々を見ながら、父に憧れるようになりました。
「お父さんみたいな歯医者さんになりたいの」
そう言うと、父がすごく喜ぶので、私は、お友達がお花屋さん、ケーキ屋さんと言っても、頑固に私は歯医者さんになるの。と言い張っていました。
思春期にはくじけたこともあるけれど、歯科医師になる夢だけは捨てませんでした。
私の父は他界する半年前まで患者さんを診ていました。
積極的に治療に臨んでいたわけではないのですが、
「ずっと院長先生やけん、院長先生が良かとやけど。」
という患者様がいらっしゃる時は、歯科に出てきていました。
87歳、私は30年後そうなれるだろうか?
専門性や多様性が認められて、歯科業界の進歩もすごいです。私はしっかりと知識を持ち、若いドクターの指標となる歯科医師になりたいと思っています。
先週、90歳で内科の院長を長年していた親族が亡くなりました。
おそらくずっと長く勤めておられた看護師さん、受付さんがお通夜の間大泣きされていて、もらい泣きしてしまいました。
お別れに用意された写真も、院内でのみんなの笑顔がたくさんありました。
患者様はもちろんスタッフにも慕われることの大切さを改めて知る機会になりました。
C5デンタルクリニックは、若いドクター、女性のドクターも多いです。
スタッフ同士の仲の良さは患者様に伝わると思うので、良い雰囲気づくりも大切にしています。
もう寒いですが空は秋空でした。夕空も癒されますね(*^^*)