嚙み合わせのバランスの大切さ
こんにちは!院長の倉田です。
嚙み合わせのバランスの大切さって考えたことありますか?
私は長年の経験の中でも様々な症例を通して大切さを感じてきました。
歯科は口の中だけをみているわけではありません。
嚙み合わせにより、それが全身の疾患に繋がることもあるからです。
私は歯科医師一年めから、父が学校歯科医をしていたので、幼稚園、小学校、中学校へ歯科検診に行ってきました。25年以上続けて診るなかで思うのは、むし歯は少なくなってきたけど、嚙み合わせに問題があるお子さんは確実に増えました。矯正治療してるお子さんも多い。
いわゆる小顔で顎が発達していないのです。いくら小顔できれいな顔立ちでも、嚙み合わせのバランスに問題があると、後々どこか悪くなるのです。肩こりや腰痛などなど。
ある患者さんの例1)
妊娠中の検診で来院されました。前歯から奥歯の近くまで嚙み合わせがない、いわゆる開咬状態。
唾液の流れが悪いため、歯肉炎もありました。唯一嚙み合わせがある奥歯は負担が重く少し骨が吸収していました。
妊娠中はホルモンバランスの関係で歯周病になりやすいため、妊娠中は検診をおすすめしてます。
この患者様の場合は歯周病より嚙み合わせが問題でした。もちろん患者様の悩みだったそうです。肩こりや頭痛もかなりあったそうです。
出産後、矯正歯科にご紹介して、外科治療することになり、初めての来院から4年ほど経った頃には正常の嚙み合わせになっていました(*^^*) 辛かった肩こりや頭痛も感じなくなりました。とのことでした。
そして余談ですが、このことをきっかけにして、転職され、美と健康を追求するサロンを経営されています
ある患者様の例2)
野球選手の方でした。バッターボックスにたち、スイングした時、腰に痛みを感じることが多くなり、成績が思わしくないそう。食いしばっているので、歯の嚙み合わせのところが擦り減っていく感じがすることを気にされていました。
嚙み合わせを調整したところ、腰痛が改善して、その後引退するまで頑張っておられました。
歯が1本なくてもご飯は食べられるのですが、
確実に嚙み合わせのバランスは悪くなります。歯科医院は苦手な人が多いですが、全然怖くないです。
歯科って大事なんだなと思って欲しいです!(^^)!
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